異種間移植という手もあったね2007-11-06 Tue 01:18
こんな会社がある。ブタの胎児の膵島細胞をカプセル化して、移植したんだと。副作用はなく、まぁ、いい結果なんだと。まだ、Phase I/IIレベルだけどね。(DiabeCell について)
膵島移植のネックとして、同種間移植(つまりヒトからヒトへの移植)だと 1.充分な量の細胞を移植するのが難しい。 2.インシュリン注射から解放されても、免疫抑制剤を飲み続けることになる。 の2点が大きなものとして挙げられると思う。 1.については、膵島細胞の回収・保存での"歩留まり"がよろしくないらしい。移植時に"生きている"膵島細胞は4割程度という話もある。結果、インシュリンからの離脱には複数回の移植を要したりする。Exenatide(Byetta)を術後使用の研究がされている所以である。 2.については、仮にも臓器移植なので拒絶反応を抑えるために免疫抑制剤の内服が必須となる。で、インシュリンより高価でかつ副作用は大きかったりする<免疫抑制剤 確かにブタの胎児の膵島細胞だと、ヒトのものよりも安定供給が可能だし、胎児の膵島細胞なら抗原性は低いハズだ。膵島細胞の幹細胞は未だ不明なので、本当に安全性と有効性が確立されれば言う事なしだろう。産生されるインシュリンがブタインシュリンなので、インシュリン抗体の問題はあるが・・・・。 遺伝子組換えでヒトインシュリンを産生するブタをつくって、そのブタ胎児の膵島細胞を使えばいいのか? そこまで、辿り着くにはマダマダかかるだろうな。 |
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