なんちゃってカーボカウンティング〜まとめ〜2007-10-17 Wed 15:52
やっとまとめに入りつつあるので、もうしばらくのおつき合いをば・・・・・。
長々と書いて来たが、ごく単純に要約すると、 糖尿病患者は合併症で死ぬ。 ↓ 食後血糖値をコントロールしないと合併症を起こす。 ↓ 糖質の摂取が食後血糖値を上昇させる。 となれば、「摂取する糖質量をコントロールすればいいのでは?」と考えるのが道理だろう。 「食べる糖質量を計算して一定量を食べます。」とか 「食べる糖質量を計算して、それに合わせてインシュリン射ちます。」とか 「自前のインシュリン分泌でまかなえる分だけしか糖質は食べません。」とか 「代謝できないので(可及的に)糖質は食べません。」とか そういう考え方にいきつくことになる。 すなわちカーボカウンティング(カーボカウント)やそれに基づく糖質制限食である。 摂取する糖質量はバーンシュタイン医師や江部康二医師のような強者からフリーダイエットでインシュリン量を調整する人まで、まちまちである。1型糖尿病もいれば2型糖尿病もいる。無投薬の症例もいれば経口剤内服中の症例もいるしインシュリン自己注射の症例もいるしCSII使用例もいるかもしれない。肝心なのは、自分の食べようとするものにどれくらいの糖質が含まれているのかを意識してコントロールする、ということだ。 「ごたくはいいから手前ェはどうなんだ?」との声が聞こえて来そうである。 現時点で私の場合、摂取する糖質は120~180g/日程度に軽く制限し(呑み会などの日はこの限りにあらず)、摂取する糖質量に合わせて超速効型インシュリンの注射量を決めている。おおよそ摂取カロリーの30~40%くらいを糖質でまかなっているつもりだ。"中間を行くいいとこどりのやり方"となるか"どっちつかずの中途半端なやり方"となるかは、今後のコントロールの推移次第だろう。(バーンシュタイン医師みたく一日30gはムリでした........orz) 個人的に気をつけている点としては、 1.カロリーコントロールもちょっとは気をつける。 血糖コントロールには基本的にカロリーコントロールはあまり関係ない。しかし、体重コントロールにはカロリーコントロールが必要だ。消費カロリーが摂取カロリーを上回れば余剰カロリーは脂肪となって蓄積される。type1 on type2になってインシュリン抵抗性まで獲得したくはない。riskは1型糖尿病1つだけで充分だ。 2.カウントはアバウトでOKとする。 どうせ誤差が多いと予想されるので5gキザミのアバウトなカウントでよしとする。ハズしたら追加射ちするし。 3.ハズしても気にしすぎない。 イーライリリーのメダルを貰うまで生きるとして、3食×365日×50年=54750食。 愚息が大学を卒業して自活できるまで生きるとして、3食×365日×20年=21900食。 いちいち気にしすぎていたらキリがない。まぁ、経験を次回にいかすという方針で気に病むのはホドホドに。 この記事を書いている時点で、私のHbA1cは5%台前半となっている。現時点でのライフスタイルで、受け入れる事が可能な制限(食事や運動、インシュリン注射、低血糖の頻度etc)で自分で納得のいくコントロールが出来ていると思う。 例えば、仕事中にblogの更新をしてるのがバレてクビになったら? 例えば、嫁が愛想をつかして離婚を申し出たら(1型を発症するより可能性は高そうだ)? 例えば、認知症になってカーボ量の足し算ができなくなったら? ちょっと考えただけで、現在のコントロールを維持できなくなる状況は多々思い浮かぶ。肝心なのは、自分の病状・ライフスタイルにあった達成可能な目標を設定しコントロールを行なっていくことだと思う。 まとめ5:糖質の摂取量をコントロールすることで食後血糖値のコントロールができます。 結論:それぞれのライフスタイルにあった方法で、それぞれのライフスタイルの応じた目標値を設定して、血糖コントロールを行ないましょう。 |
この記事のコメント実際、やはりこの方法が現実的ですかね?
1型にとって食事制限は意味ないって言いますし・・・。 あくまでも合併症を防ぐことが目的ですからねぇ。 いつまでもチマチマと(ほぼ)決まった量なんて食べてられないし。^_^; 来月辺りからグルコバイなくして食べた量によってインスリン量を決めるやり方に変えてもらおうかと思ってます。 まぁ、如何せん記憶力に難ありなんで、余計にコントロールを乱す結果になりそうで、チト怖いですが・・・。(笑) 適量のあたりがつくまでは、コントロールは乱れちゃうけど、うまくハマれば自由度が高くなります<カーボカウント
自宅ではカウントしやすいように、調味料は人口甘味料にしてもらってます。そうすると、目に見える分だけカウントするといいので楽です。
2007-10-17 Wed 23:28 | URL | saka10 #-[ 編集]
アメリカの翻訳版なんですけど、わかりやすかったです。
でも、全部、すでに知っていたことでしたけど。 私は全部の食材、計量しています。 でも、半分は外しますねー。なぜ。。。 これ、元本買って「さぁ〜そろそろ読もうか」ってタイミングで翻訳がでちゃいました。
悔しいので、まだ読んでません(笑) すっごいです。
あの手の専門書は辞書引いても、載っていない単語も多いじゃないですかー。 英語圏で生活されていたんですか? まさか、英検1級とか? そこはそれ、豊かな想像力で(笑)
生粋の九州人で、九州から外で生活したことはありません。 英検も2級どまりです。 この病気になってから、糖尿関係の論文をネットでひたすら漁ったので、なんとな〜く分かるようになりました。専門用語はメモしておいて主治医に訊いてます。 私も英検2級デース。
・・・大きく言えるほど立派な資格ではないが・・・。 私はコントロールが最悪になったときは、Continuous Subcutaneous Insulin Infusionでなくclosed loop pompにしようと思っています。 closed loop pompって知りませんでした。
ありがとうございます。 もっと勉強しなくてはっ!! |
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